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2012.04.17

杉とひのき

普段木材を使って仕事をしているとうくりのスタッフは、見慣れているものなら木地を見て何の木か分かります。(あたりまえかf^_^;)

でも、木として生えている時の枝や葉を見て何の木かを当てるのは難しいかもしれません。

先日、徳島の相生杉産地へ行った際、杉とひのきの枝を拾ってきました。
分かりますか?どっちが杉でどっちがひのきか。



 

 



山で生えている時の樹形は、ほとんど同じといっていいほど良く似ている杉とひのき。(素人目には分かりにくいです)

答えは、上が杉  下がひのきです。

樹形が似ているものを挙げれば、あすなろやヒバ等も良く似ています。
古の先人たちは、似ているからと使ってみて「やっぱり違った!」なんて失敗を繰り返して、今の建築に知恵を伝えてくれてるんでしょうね。

生えている時の姿を見て、これはいい木だ!なんて言えるような、職人芸を身につけたいなァと思うんですが、これがなかなか(^^)
それでも、尋ねられたらその木材の特性をきちんとお伝えできるようになりたいと、日々精進するとうくりスタッフです。

長谷川

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