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2013.11.20

国産の材

先週着工のリフォーム工事。
まずは和室の床貼りから始めました。

本格的な真壁、長押付きの和室を床貼りします。
一見、乱暴な改修に思われる方もいらっしゃるとおもいますが
柱も天井も板貼りの和室、
板敷きになっても違和感はあまり感じません。

さて、なぜでしょう?

私は、「国産の材を用いているから」ではないかと考えています。

日本ならではの材は、優しい色目が経年するごとに穏やかに濃くなっていきます。
そこに新しい材が仲間入りしても「互いに主張しすぎない」から和室として成り立つのかもしれません。

その国その土地の環境に適応して完成されてきた建物の文化。
やはり、日本の家には日本の材が相応しいのだと思います。

今回は秋田角館のくるみを選んでいただきました。

まずは畳を外し、荒床の上に根太を転がし、
根太の間に断熱材を敷きこみます。


くるみは長尺の材をそろえるのが難いため
長短を混ぜた乱尺貼りにします。
そのため、下地材を捨て貼りしてから貼っていきます。



完成は改めて(^^)

長谷川

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