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三期工事は和室を素敵にする工事。

T様邸は、LDKが二階にあるため
一階の和室はどうしても
「通り過ぎる」「物を仮置きする」場所になってしまいます。

「冬は寒くて」なおさら使い難くなっている和室を
・寒さの軽減
・物が片付く
・居心地がいい

という希望をかなえた部屋にしたいということで
隣接する広縁と併せて大きく使えて、
時折お泊りに見える方も落ち着く個室になる
を目的に、こんなリノベーションをお勧めしました。



せっかくの床の間でしたが
今の生活ではデッドスペースになってしまうため
収納へと造り替え。




畳を撤去後
しっかりと断熱材をはめ込み、とうくりお馴染み相生杉の床を貼りました。
壁と天井は漆喰塗り。

三箇所あった窓には
断熱効果を上げるために「内窓」を設置してます。
広縁との間仕切りの下がり壁と4枚引き違いの障子を撤去、
袖壁を増設して、3枚引き込みの天井までのデザイン障子に入れ替えました。



8人は着席できる源平の杉板で造った長座卓も
雰囲気づくりに一役かってます。
これで、気兼ねなくお食事会も開けますね。

 



広縁の奥にあった洗面スペースも
せっかくの広さがもったいないので・・・


松の無垢板をくりぬいて小さなステンレスシンクをはめ込みました。
これで、お庭のBBQやお客様との会食時に
サブシンクとしても使える多目的な水場になりましたよ。

そうそう、
くりぬいた部分を捨てるのはもったいないので
補助用チビ座卓も造っちゃいました（＾＾）

こんな和室も素敵でしょ？

長谷川