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2015.04.08

自問自答

日本の建物にとって大事なことを
先人たちは「暮らしの中の経験」から学びました。

電気など無い時代に
床を高く上げることや床下の風通しを良くすることなど
四季ごとの、日本の季節の癖を経験し理解して
シロアリが寄り難い、湿気がこもらない建物にする工夫を凝らしたんですね。

家普請の棟梁が修繕のたびに「何が原因で木が傷むのか」を思案したり
瓦職人が「軒先の水切れを良くするにはどうしたらいいか」研究したりと
高い学問を修めた「偉人」ではない
市井の人々の精進と苦心の結果です。

建物に限らずいろんなケースを経験し、必要だと感じることで
次の事案に対する新たな発想や工夫が生まれるわけで
「経験を活かす!」
そこが一番大事な部分だよね~、
と、そこで思いは己へむきます。

さ~て、
私はこれまでの何を活かせているのかしら?
即答できない・・・。

長谷川

 

 

 

 

 

 

 

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