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2018.09.03

立派なクスノキ、ごめん

長い時間、人の暮らしの移り変わりを見てきたであろう、立派なクスノキ。
生えている場所が野原なら良かったのだけど。



隣家も迫る、街中住宅地では
これ以上大きくなっては困ることに。

子供の頃からそびえていたクスノキを
切らなければと決断した施主様も
きっと断腸の思いではなかったか・・・。

レッカーを使用するには
手前の電線が邪魔をしてかえって危ないと判断し
足場を組んで、だんだんに切り詰める方法を選択しました。



小枝から切り始め
大き目の枝を足がかりに、最大でも50センチ程度の玉切りを
足場の上で行う職方さんたち。



玉切りして小さくしても
クスノキは重い!

こまめな切り出し・搬出作業を繰り返し
とうとう、太い幹を残した丸裸のクスノキになりました。



風も無く
おがくずの飛び散りも少なくできたのも幸いでしたが
ビルの4階に相当する高さで
事故無く切り詰めしてくれた
職方さんの腕と度胸に心から感謝です。

そして、
ごめんね、クスノキ。

長谷川

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