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2011.04.16

これから、ここから

先日少し触れましたが、家庭の中で「電源」がなければで使用できないものが非常に多いことをご存知でしたか?

エアコンやドライヤー、洗濯機・掃除機はもとより、ガスや灯油といった一次エネルギーを使用するための機器類である、コンロ・ファンヒーター・給湯器など、ほとんどが電源(電池も含め)を必要とします。
これらの機器に二次エネルギーである電気が必要なのは、機能を多く持たせコントロールするため。
コンロや給湯器がしゃべったり、誰も入らないお風呂を保温し続けたり、「?」と思うような付加機能が電源を必要としてしまうのです。

これは、あまりに「便利」を求めすぎた結果ではないかと思うんです。

「便利」というのは、不便さを知っているから感じられるもので、それが当たり前になってしまったときからもう「便利」ではなくなります。
その「あって当たり前」のものが突然使えなくなったとき、乗り切る手法を知らなければ暮らしは成り立ちません。
(こんなとき、キャンプ体験してると意外に使えますが・・・)

安直に「過去に戻りましょう」というつもりはありませんが、今の日本の状況を考えると、これまでどおりの「過剰な便利」を求めるより、単純に「暮らす」ことが大事に思えてきます。

年々異変化していく日本の四季に向き合い、これからのエネルギー問題に向き合い、それでいて「うれしい・楽しい・心地いい」家造りを進めていかなければと強くつよく思います。

                       長谷川

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