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勢力が非常に強い台風17号が、日本列島を縦断するコースを取りました。

今現在の気象情報では、和歌山県の脇を通り、愛知県あたりで上陸しそうです。
風速25m以上の暴風域が220Km 、
15m以上の強風域が500Kmほどの範囲を覆ってしまう台風ということなので、厳重な警戒が必要とされます。

最近では、様々な天災での災害事例が全国各地で報告されていて、風によるもの・雨によるものなどどれもが経験したことのないものばかり。

私たち建築に関わるものの最大の敵は、人智の及ばないこうした天災です。
足場や養生などの仮設施設や保管資材が風で飛ばないよう、また建築中の建物に雨水が入り込まないように、出来る限りの対策をとることが何よりも必要になります。

もちろん建築現場ばかりでなく、一般の家庭でも対策は必要です。

6月に上陸した4号では、2階の雨戸のない掃き出し窓のガラスが風圧で割れ、反対側の壁にガラスの破片がめり込んだお宅があります。（シングルガラスのサッシです）
このお宅では、2階テラス屋根も吹き飛ばされましたが、幸いにも無人の部屋だったこととカーテンを引いていたことで被害は最小限で済みました。
どうやら局所的に竜巻のようになったんではないかと思います。

対策をとっていて何もおこらなければそれで良し。
雨戸は閉める・カーテンは閉めておくなど、万が一に備えた準備は是非してください。

出来れば懐中電灯の準備もお忘れなく。

何も起きないことを祈るばかりです。

長谷川