とうくりの家では、壁や床だけでなく、
室内のドアや家具もオリジナルでつくることができます。

造作建具とは
室内ドアや収納扉など、既製品ではなく
職人が一枚一枚つくる建具のことを「造作建具」と言います。
部屋の中は、床・壁・天井と建具で構成されています。
その中でも建具は面積が大きく、
素材やデザインによって空間の印象を大きく左右する
大切な要素です。
造作建具の良さは、見た目の美しさだけでなく、
- 室内に自然に調和すること
- 修理や交換が容易で、長く使えること
にあります。
既製品との違い
市販の建具の多くは、MDF合板に木目柄の塩ビシートを貼ったものです。
一見きれいですが、実は次のような弱点があります。
- 経年でシートが剥がれたり変色する
- 削ったり加工したりして調整できない
- 廃盤になると交換が難しい
一方、造作建具は無垢の木でできており、
年数を重ねるごとに味わいが増していきます。
蝶番部分などを少し削って再調整できるため、
修理しながら長く使えるのも大きな魅力です。
造作家具で暮らしをデザインする

とうくりでは、ドアだけでなく、
下駄箱・洗面台・テレビボード・本棚などもオリジナルで製作できます。
建具と家具を同じ素材・デザインで揃えることで、
室内全体に統一感と落ち着きが生まれます。
特に小さな家では、収納計画が暮らしやすさを大きく左右します。
造作家具なら、空間に合わせた「片付く収納」を設計することができ、
スッキリと暮らせる住まいになります。

長く使える住まいのために
既製品は手軽で便利ですが、
短命で交換前提の素材でもあります。
一方、造作建具や無垢の家具は、
修理しながら長く使える「育てる素材」。
暮らしの変化に合わせて手を加え、
住まいと一緒に歳を重ねていけるのです。
とうくりでは
大工・建具職人・家具職人がチームになり、
図面段階から丁寧に打合せを行います。
お客様の暮らし方に寄り添いながら、
違和感のないデザインと、長く使える素材で家づくりをしています。