施工事例

2022.08.12

薪ストーブ バージョンアップ!

今回は、
薪ストーブのバージョンアップのお手伝い。

購入時に既に設置されていた薪ストーブは
ヨツール社製のビルトインタイプ。

炉内が狭く
小さ目の薪しか入らないため燃焼時間が短く、
部屋全体の暖まりにもちょっと不満があったそう。

傷んでいるわけではないけれど、
もっとストーブライフを楽しいものにしたいと、
思い切って、
大きなものへ交換することを決めました!

ストーブの周辺をビニールで囲い
レンガの粉塵が飛び散らないようにして、
解体作業をします。

すっかりレンガを撤去した後はこんな感じ。

このままストーブを置くことはできないので、
耐火素材で炉台 炉壁を造作します。

とうくりの本社は
石材建築業を営んでいます。
だから、
薪ストーブの設置には欠かせない炉台の工事は
石で施工するのがスタンダード。

新築の際は、
十和田石溶岩で仕上げることが多いのですが
こちらのお宅の壁はパイン材の羽目板仕上げ。
これに馴染む石を
別途ご提案しました。

飴色に変化したパインの壁に映えるよう
明るめのベージュ系の色合いで。

石名はジュライエロー。
高硬度の石灰石で、
ジュラの名の通り、
シダなどの化石模様があったりするのが面白い石です。

ここまでが、今回のとうくりのお仕事。

この後、
松井機械産業さんが
新しい薪ストーブを設置してくれました!

お施主さまが、
これから長いお付き合いをすると決めたのは
ベルギーの老舗ストーブメーカー「ドブレ」社製
640WD
です。

向かって右サイドにもドアがあり
薪の投入が楽に行え、
天面プレートに凹凸が少ないので、
ケトルや鍋がのせやすい!

27.5~44帖ほどを暖めることができる暖房能力と
通常なら200~250℃ほどになる天板で
暖かさと便利さを提供してくれます。

さて、
今年の冬はどんな楽しさが待っているでしょうか!